2010年8月22日日曜日

にほんじん

0815

ドラムライン見にいってきました。

もう素晴らしかったし楽しかったんだけど、
客のノリが微妙で、すごく惜しかった。
やっぱりステージってお客さんと一緒に作っていくものなんだなということを強烈に実感しました。

立ち上がって観客一緒になってスイングしちゃうくらいになれば大成功なんだろうなきっと。

前十列くらいの人達は、そこだけでもいいから一緒になって盛り上げて欲しかった。

でもやっぱり熱狂的なファンが集まりやすいライブではないし
年齢層も幅広いし
ターゲットが限定できないから
それは難しいことだと思います。

ただ、マイケルジャクソンのメドレーの時の盛り上がりったらなかった。マイケルの格好をしたダンサーが踊るので大喜び。
日本人はマイケル好きなんだな。


妹が言ってたけど、ゴスペルの時って
天を仰ぐみたいに片手を挙げるんだと。
ゴスペルの最後、ステージの人はきっと客席にも片手を挙げてほしかったんだけど、
日本人はキリスト教のことあんまり知らないから手拍子しかできなくてって場面がありました。

なんかもどかしいな。
なんだか不特定多数の一般の日本人という渦の中に吸収されてしまったことが
とてももどかしかった。

いい演奏やステージのを見ると、
その感動をパフォーマーの人たちに伝えたいって思うんだけど
それって周りの雰囲気によってはすごく難しいことになってしまうのですね。

2010年8月11日水曜日

熱のしみ

0808
近代美術館に行ってきましたメモ。

■建築はどこにあるの?

入って一番最初の作品がとても好きでした。
同じ線で組み立てられたインスタレーション。
単純な作品だけど言葉で説明しづらい。
自分が動くことで景色が変わっていく。

地球が回ることと建築を考えた作品があったけど、
影が印象的な作品は、この前クワクボさんのをみちゃったから
うーん、物足りない。という感じでした。
意味は全然違うんだけどね。


■いみありげなしみ
これ良かった。
何が良いって、キャプションが良かった。
私がどう言葉にしていいのか
わからなかったことを書いてくれている気がした。

"「ここでなにが起こったのだろう。なぜこんなしみができたのか。」
過去にさかのぼって推理をします。"


だから推理系の映画が大好きなんだな、私。


痕跡という考え方が興味深いのです。