2009年7月12日日曜日

考える人達

六本木に行きました。


■今日の行動。
東北の地で仲良くなったお友達が東京にやってくるというので会いにいく。
彼女が参加するこのシンポジウムの内容に興味があったので行ってみる。
野村仁 変化する相-時・場・身体」もついでに見て来た。



アートで世界は救えるか。

その前に救うってそもそも何なのか。
「アート」っていつからそんなに偉そうに聞こえるものになってしまったのか。

エイズ孤児がアーティストと出会うというアクションがあって、その先に何があるっていうのか。

何かを与えようという慈善活動前提でやっているから、偽善的でうさんくさい感じがしてしまうのかな。

単純にWSの内容はすごくいいと思う。日本の子供達にも、もっと広めてほしい。

私は普段こんなこと考えないけど、
自分と同世代の学生がすごく真剣に悩んで考えてるからつられて考えてる気がする。
それは学生達の言葉が一番素直だったから。
正直企画側の偉い人の言葉は上手で聞いているとすっと耳に入って来てしまうから無意識にそうなんだ〜と聞いてしまうけど、彼らの一生懸命WSに向かっている姿勢とか、そこから感じた事を言葉にしようとしている姿が私も考えなきゃ!って気にさせてる。

結局得たものとかこの企画の価値って、人との出会いだったっていうことは明確に提示されているのにね。



ちょっと別の話になるけど私は、その人から出てくる話は聞きたいと思っても、質問がなかなかできない。

自分の中で質問をして、自分の中で考えて答えが出てしまって、なんだか上手くいかない。

それが、興味があるけど自分から遠くに感じられない人ほどそうなる。

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